ウェビナー:ディール業務の負荷軽減と効率化
概要
バーチャルデータルームのパイオニアである SS&C Intralinks は、新サービスとして「Deal Services」をローンチ。既に国内外で高い評価を受けており、中でも、主要言語に対応した翻訳と黒塗りを代行するサービスはニーズが高く、ディールプロセスにおけるロジスティクスの迅速化、作業負荷の軽減、そしてコスト削減が見込めます。
本ウェビナーでは、サービスの概要やご利用体系に加え、国内外での活用事例についてご紹介しました。
内容
- オープニング & SS&C Intralinksの紹介 ~テクノロジーとサービスを融合したソリューション~
日本カントリー・マネージャー ミシャ モルガン - ディールサービスの新境地:SS&C Intralinksが切り拓く最前線 ~グローバル市場のユースケースを徹底解剖~
APACプログラム・ディレクター Ning Zhang - ディールサービス国内事例 ~日本における翻訳・黒塗り代行サービスについて~
アカウント・エグゼクティブ 山口美萌
講演者:
- 山口美萌
アカウント・エグゼクティブ
SS&C Intralinks - Ning Zhang
APACプログラム・ディレクター
SS&C Intralinks
司会者:
- ミシャ モルガン
日本カントリー・マネージャー
SS&C Intralinks
所要時間: 60分

Transcript
皆様こんにちは。あともう1分ほどでウェビナーを始めさせていただきたいと思いますので、もうしばらくお待ちください。
お待たせいたしました。それでは、ただいまよりウェビナーを開始させていただきます。みなさま、本日はご多忙のところ、本ウェビナーにご参加いただき、誠にありがとうございます。おかげさまで200名近くの皆様にご登録いただいており、年度初めのお忙しい時期にご調整いただきましたことを、厚くお礼申し上げます。
私はイントラリンクスで日本カントリーマネージャーを務めております、ミッシャ・モルガンと申します。本日は司会進行を担当いたしますので、どうぞよろしくお願いいたします。
今回のウェビナーでは、ディール業務の負荷軽減と効率化をテーマに、特にデューデリジェンス業務において多くの時間と人手を要する黒塗りや翻訳作業について、課題とその解決策をご紹介します。
お昼直後の眠くなりやすい時間帯かと思いますが、ぜひ最後までご視聴いただければ幸いです。
本日のアジェンダは以下のとおりです:
まず私からイントラリンクスの概要と、近年のデューデリジェンス業務の課題についてご紹介します。
続いて、弊社プログラムディレクターのニン・ザンより、サービスの詳細およびグローバルでの活用事例をご紹介いたします。
その後、日本営業担当の山口より、日本国内における翻訳サービスのユースケースについてご説明いたします。
最後にQ&Aセッションの時間を設けております。
Q&Aについては、ウェビナー中いつでも画面下部のチャットボックスにご質問をご入力・送信いただければ、最後にまとめて回答させていただきます。
本ウェビナーの録画は、後日ご登録いただいたメールアドレス宛にお送りします。
また、本日第2部では英語での発表がございます。画面右上のヘッドフォンのアイコンをクリックして「日本語」を選択いただくと、同時通訳をお聞きいただけます。Q&Aセッション中も同様に通訳をご利用いただけます。
最初に、登壇者の紹介です。
ニン・ザンは金融IT業界で17年以上の経験を持ち、現在はアジア太平洋地域におけるディールサービス‐こちらも後ほどご説明いたしますが、ディールサービスの責任者を務めております。
また、営業担当の山口は、特にM&Aのデューデリジェンス業務に関する豊富な知見を有しており、後ほど実際の事例を交えながら、ご紹介させていただきますので、ぜひご期待ください。
それでは、早速イントラリンクスとデューデリジェンス業務の近年の課題についてご紹介いたします。
イントラリンクスは、世界最大のオルタナティブ資産運用会社であるSS&C Technologiesの一員であり、バーチャルデータルーム、通称、VDRのパイオニアとして、グローバルで多くのお客様にご利用いただいております。
本日ご参加の皆様には、すでにVDRについてご認知いただいている方もいらっしゃるかと思いますが、改めて簡単にご説明いたします。
バーチャルデータルームとは秘匿性の高い情報ファイルを安全にクラウド上で共有するためのサービスであり、主にM&Aやシンジケートローンを中心とした融資業務またはファンドの資金調達、そして、B2Bのパートナリングなどで活用されております。
近年情報セキュリティに厳しい規定が整備されている中、イントラリンクスは国内の多くのお客様に選ばれてきた強固なセキュリティ、柔軟なアクセス権限、ユーザー管理機能を備えており、特にこの右上にあります通り、多数の外部関係者と秘匿性の高い情報をやり取りするシーンにおいて、高い評価をいただいております。
このように安全な情報共有環境を提供してまいりましたが、近年はM&Aの案件数はもちろん、データ量の増加や、人材不足といった背景から、デューデリエンス業務、特に資料の収集分類翻訳やマスキング処理の負荷がますます高まっているのが実情です。
限られたリソースの中で、膨大な情報をいかに効率的に処理するかが、大きな課題となっております。
中でも黒塗りや翻訳といった作業は特にあの時間を要します。一般的に黒塗りは一ページあたり約3分。経験によりますけども、英語から日本語への翻訳には最大で40分ほどかかるとされており、大きな負担をかけております。
もう一つの重要な課題はサイバーリスクです。東京商工リサーチの調査によれば、昨年は情報漏洩に関する事故件数、企業数ともに過去最多を記録しており、特に外部委託先からの情報流出事例が顕著となっています。翻訳業務などを、外注する際に情報漏洩リスクを安全に排除することが難しいのが実情です。
このような背景を踏まえ、イントラリンクスでは、従来のセキュアなファイル共有機能に加え、同じ安全な環境内、こちらスライドで少し表現を誤りましたが、環境の元、環境の下で、翻訳黒塗り業務を代行できる新サービス、ディールサービスの提供を開始しております。
業界トップクラスのVDRと、高度な知識を持つ我々の専門チームが、AIなどの最新技術を活用しながら、お客様に代わって作業を遂行することで、時間的人的負担を軽減しつつ、セキュリティリスクにも対応することが可能となりました。
また、こちらが最も重要なポイントとなりますけども、 お客様のデータが弊社側に保存されることもなく、AIの学習などにも一切使用されませんので、ご安心ください。業界最高水準のセキュリティ基準を遵守しているからこそ、実現できる、安心安全な代行サービスであると、自負しております。
それでは、ここからは、ディールサービスの具体的な内容について、ニン・ザンよりご紹介させていただきます。Over to you, Ning.
Thank you, Mischa. Good afternoon, everyone. I really appreciate this opportunity to present our Deal Services offering.
Deal Services is a solution Intralinks has developed to address the challenges Mischa mentioned earlier. We have two major goals. First, to relieve your teams from the tedious, resource-intensive, and time-consuming tasks involved in deal preparation. Second, to ensure that all these tasks are completed in a highly secure environment, protecting your data from any risk of leakage.
We offer four core services. The first is redaction. During transactions - like loan financing or M&A -sensitive information such as PII and commercially confidential data often needs to be withheld from counterparties. Intralinks assigns a dedicated team to work with you to identify such information, create a redaction guideline, and then execute the redaction work. This service is widely used by banks, retailers, real estate firms, and tech companies, where data sensitivity is particularly high.
The second service is translation. We offer both AI-powered translation for reference purposes, and certified human translation for legal and official documents, which can even be submitted to courts. Our services are popular across industries - from healthcare companies applying to the FDA to infrastructure and aviation firms that require precise legal translations.
Third, we provide advanced reporting, which is especially valued by long-term clients. This service offers a centralized portal for monitoring user activity and behavior in the VDR. It’s commonly used by CTOs, compliance officers, and security heads.
Lastly, we have transaction services, which are highly customizable. We help manage documents, check quality, handle Q&A, and provide broader support across complex transactions. These services are often used by boutique advisory firms and corporates with lean deal teams.
Today, we’ll focus primarily on redaction and translation. Advanced reporting and transaction services are more geared toward our existing customers.
So, why do clients choose us? First, as Mischa mentioned, Intralinks adheres to the highest data security standards - we were the first VDR provider to achieve ISO 27001 certification. Second, we do not retain data after project completion. For 25 years, we’ve always deleted client data post-delivery. Third, we follow a solid multi-review quality process. Fourth, we assign a dedicated team to work closely with clients to manage workflows and meet deadlines. Finally, we’re backed by SS&C Technologies - a $6 billion company - giving clients confidence in our long-term stability and expertise.
Let me share a few global use cases.
First is a Germany-based retailer divesting a business unit with over 300 retail locations across Europe. They needed to redact sensitive financial and lease information. The project involved 65,000 pages in four languages (German, Italian, French, and Romanian) and various file formats - including scanned PDFs and Excel. The client gave us just four weeks. We quickly formed a dedicated team, created guidelines, tested samples, collected client feedback, and executed full-scale redaction in under 15 days - one week ahead of schedule, with zero data leakage and 100% compliance.
Second is a case involving an American port company acquiring infrastructure in Mexico. The challenge: documents were in Spanish, and the buyer had limited Spanish proficiency. Timing was tight, as it was an auction sale. Additionally, the seller was hesitant to share files outside a secure environment. We set up a VDR, made the seller the manager, and allowed our AI translation team to work within the VDR. We translated 58,000 pages - 70% of which were non-PDFs - and enabled the buyer to complete due diligence on time, without compromising data confidentiality.
To summarize: Our AI translation supports 40+ languages, and human translation supports over 100 languages. We also offer AI redaction (automatically identifying 80+ PII elements) and human redaction for commercial and technical information - in 50+ languages - all within a secure, bank-grade environment.
Thank you very much. I’ll now pass it back to the next speaker.
こんにちは、イントラリンクスの山口と申します。よろしくお願いいたします。冒頭でも紹介がありましたとおり、私は主に、バルジー、ビッグフォー、法律事務所などのM&Aに関わるアドバイザーの皆様に向けて、VDRのご利用および翻訳・黒塗りサービスの提供を担当しております。
本日は、日本国内における翻訳および黒塗りサービスの事例をいくつかご紹介させていただきます。
一つ目、こちらはM&Aのバイサイドにおけるデューデリ資料の翻訳となっております。弊社は、先ほどからご説明があります通り、機械翻訳と人が対応するネイティブ翻訳の二つがございますけれども、本件は機械翻訳のケースとなっております。
バイサイドとして入っているコンサルティング会社のメンバーに一部英語が母国語の方がいらっしゃいまして、日本語を理解していなかったため、開示された全資料の内容をある程度理解できるように、日本語に早急に翻訳してほしいというご依頼でした。
当初は、彼らも自身でご利用されている自社の機械翻訳のツールの利用を検討されていたのですが、開示された資料をダウンロードして、一つ一つ機械翻訳に取り込み、それを再度仲間で共有するという作業にかなり時間がかかるということで、結果的に弊社にご依頼いただいた背景でございます。
また、機械翻訳ですけれども、ツールにもよりますけれども、学習機能が付いておりますので、取り込んだ資料に個人情報があった場合などは、それが学習に使われてしまう可能性もありまして、そこをコンサルティング会社の方々は、かなり懸念されていました。
弊社のツールでは、そういった個人情報を勝手に取り込んで学習に使うなどはありませんので、そこも安心してご利用いただけた理由の一つになっております。
幸いにも、本件のデューデリプロセスにおいて、イントラリンクスのVDRがそもそも使われていましたので、開示資料、フォルダ構成はそのままに、指示されたすべての資料を日本語から英語に2週間で翻訳を、完成させました。
PowerPointの資料もあったのですが、グラフでしたり、表などの翻訳も対応ができたこと、あとはファイルのタイトル‐こちらについても翻訳を完了させたことが案件遂行にかなり助かったというふうに、後ほどフィードバックをいただいております。
続いて、2つ目の案件をご紹介いたします。
こちらは先ほどの機械翻訳ではなく、ネイティブ‐人の手で翻訳した事例となっております。今回は、M&Aと全く関係ないのですが、とあるアプリのサービスポリシーの作成を承った法律事務所からの翻訳依頼となっております。
法律事務所内に、現地語ができる先生がいらっしゃったんですけれども、繁忙期かつ限られた納期があったということで、レビューだけで進めたいということで、このイニシャルの翻訳は弊社にご依頼いただいた方となっております。
時間が限られていたので、契約書締結後も24時間以内に弊社作業を開始いたしまして、たった営業日2日で納品を完了いたしました。
本件について、担当の弁護士先生からは、真ん中にも記載がございます通り、「ダブルチェックが不要なぐらい正確で、かつ、他社と比べても3倍早く、3分の1の価格だった」というふうなフィードバックをいただいております。
ここまでが翻訳のユースケースのご紹介になりまして、続いては黒塗りのサービスの事例紹介となっております。
一つ目ですが、こちらはM&Aの中国アセット売却における事例となっております。本件は、中国アセットのデューデリにおける開示資料に対する黒塗りだったんですけれども、当初、対象会社の中国従業員、中国にいる従業員が黒塗り対応予定ではあったものの、かなり本件秘匿性が高かったため、あまり多くの従業員を巻き込みたくないということで、弊社にご依頼をいただきました。
こちら中国語のみではなく、日本語も含む約千ページの黒塗りを営業日5日で対応完了いたしました。
また、個人情報だけではなく、取引先情報も含む機密情報の黒塗りもあの必要だったのですが、納品後、完成物に対して全く問題なかった、申し分なかったというようなフィードバックをいただいております。
ですので、この結果から、本件のセルサイドエフをあの務めていらっしゃったビッグフォーさんから、別案件でも黒塗り代行、そして翻訳サービスのご依頼をいただいた記念すべき国内の1件目の案件となっております。
黒塗りの事例の2つ目になりますけれども、こちらもM&Aの欧州のアセット売却のケースとなっております。
こちらは、通常の従業員名などの個人情報に加えて、とある彼らの取引先の情報を名前から取引内容、価格含めすべての黒塗りが必要というかなり細かい案件でした。ですので、開示資料の契約書からインボイスまですべて目を通して黒塗りする必要があったということと、あとは、日本語、英語、フィンランド語、9000ページほどあったということで、明らかにリソース不足、かつ、黒塗り指示自体は日本にいるリーガルアドバイザーから出していたので、当初はビッグフォー、この案件にセルサイドFAとして関わっているビッグフォーのフィンランド現地支店が黒塗り作業をする予定でしたが、指示出しの日本と作業を担当するフィンランドの時差があり、現実的ではないよねということで、弊社にご依頼いただいた形となっております。
弊社は、フィンランド語を含む50言語以上に対応しておりまして、個人情報だけではなく、特定の機密情報の黒塗りもできますので、こちら全約9000ページを4週間で対応完了いたしました。
あとは、黒塗り関連メンバーには、週2回程度の進捗の報告をすることで、後日FAより安心して、その他のデューデリ準備に取り組めたというふうなフィードバックもいただいております。
また、弊社のオフィスが主要都市にございますので、VDRそのもののサポートはもちろんなんですけれども、こういった黒塗りサポートなどのサポートもタイムゾーンごとに対応できたというのも、案件遂行においてとても大きかったと、担当した私自身も感じております。
国内事例紹介最後の案件で、こちらも黒塗りの事例となりますが、カーブアウト案件ですね。カーブアウト案件は、一般的に黒塗り作業量がかなり多くて、弊社にもよくご相談いただく案件の特徴の一つにはなるんですけれども、本件も売却する事業以外の情報というのはすべて黒塗り対象であったために、かなり膨大な作業量というのがもうディール開始時期から想定されていて、対象会社もFAもリソース面で お手上げ状態でした。そこで弊社では、本件に対し、約1万ページ、かつ、こちらに記載の通り、英語からロシア語の6言語の対応、週末も弊社対応で、別途の料金で対応できるんですけれども、週末含む約2週間で作業を終えまして、このディールに貢献をいたしました。
黒塗り資料に関しても、本案件、FAさんのアレンジで、優先順位が高い順に8回に分けてご依頼いただいたので、スムーズな納品ができたこと、あとは黒塗りの指示に関しても、かなり細かい指示書をいただけたので、精度が高く納品できたといった背景がございます。
ここまでが本日ご紹介したかった5つの事例となっておりまして、弊社の国内事例として、 この5つはほんの一部になりますので、もし他にも、このような事例ないかというふうなご興味などありましたら、ぜひ皆様の営業担当に聞いていただければと思います。
最後にまとめとなりますけれども、弊社の国内事例におけるそれぞれのサービスメリットですね。ニンからは、グローバルのメリットというのをご紹介いたしましたが、一旦私からは、国内の事例から読み取れる弊社のメリットというのを紹介させていただきます。
まずは黒塗りのほうですね。こちら、大きく分けて三点ご紹介いたします。
1点目は、ディールメンバーの黒塗り作業時間は弊社が受け終えることで、その他の作業に集中できて、ディールをスムーズに進められること。
2つ目が、50言語以上に対応していること。また、その言語の現地時間に弊社のオフィスがあることがほとんどなので、各タイムゾーンで迅速な対応ができるということです。
3つ目は、個人情報のみでなく、センシティブ情報にも対応しているので、単純な指示だけではなくて、細かい、込み入った指示にも対応できるといったところが、弊社が選ばれる主な三つの理由となっております。
翻訳サービスの方に移らせていただきますと、1点目が、ご依頼いただくファイルが、例えばスキャンされたものだったり、グラフや表があったとしても対応できること。また、VDR内でご依頼いただくためには、フォルダー構成そのままで納品できることが大きなポイントです。
2つ目は、法律事務所でのサービスポリシーの事例でもあった通りですけれども、スピーディーな対応、そして正確な翻訳、また、他の翻訳会社にご依頼いただくよりも安いというお声をいただくことが多いというのが2つ目のポイントです。
最後に、3つ目が、セキュリティですけれども、弊社のVDRにおいても、一番大切に大事にしているところでございます。翻訳のみならず、黒塗りもそうですが、資料の授受においては、すべて弊社の高セキュリティなVDR内で行われるため、安心したやり取りができるというのが、お客様にご選択いただくメリットの一つとなっております。
以上が国内事例の各サービスと、メリットの紹介となります。私からは以上でございます。ありがとうございます。
スピーカーの皆さん、ありがとうございます。
Q&Aのセッションに移りたいと思いますが、ご参加者の皆様、もしご質問等ありましたら、画面の下のチャットボックスに質問をぜひください。早速いただいているものから、読み上げたいと思います。
こちらは、ニンザンへの質問になりますが、先ほど色々と法律事務所の事例ですとか、ありましたけれども、翻訳プロセスで、機密性の高い、法律文書を扱う場合、その機密保持はどのように管理しているかをもう少し具体的に教えてください。
A question for you, Ning. So basically, how do you manage confidentiality when dealing with sensitive legal documents in the translation process because there are a lot of examples that we gave for legal use cases.
Thank you for the question. I’d like to answer from three perspectives.
First, security. As I mentioned earlier, all sensitive documents and data are exchanged within our Virtual Data Room (VDR), which complies with ISO 27001 and SOC 2 standards. This ensures your documents are handled in a highly secure environment.
Second, transparency. Clients have full visibility into document access - who accessed what, when, and how often. This access history is fully auditable, giving clients complete control over their documents.
Third, we follow a strict data destruction policy. That means your data only stays on our servers for as long as it’s needed. After the project ends, all data is permanently deleted from our systems. This has been our practice for over 25 years.
This combination of security, transparency, and minimal data retention ensures we manage sensitive legal documents with the utmost confidentiality and care.
あとは、こちら山口への質問ですが、まず、リダクションにおいて、黒塗りだけでなく、例えばA社B社といった言葉への置き換えも可能なのでしょうか。
そうですね。黒塗りだけではなくて、指示をいただけましたら、イントラリンクスという会社名をA社として置き換えてくださいという指示をいただけましたら、そのように対応は可能となっております。
続けてもう一点質問がありまして、価格についてですが、例えばページまたは文字数あたりになるのか。あとは、納期によって金額が変わる場合もあるかどうかご教授ください。
はい。まず翻訳に関してなんですけれども、翻訳の機械翻訳とネイティブ翻訳がありまして、機械翻訳に関しては、シンプルにUSドルにはなりますが、一ページあたり一ドルになっております。 ネイティブ‐人の手による翻訳は、言語だったり、納期によって変わってしまうので、一概にここではお伝えはできないんですけれども、こちらに関しては一文字あたりの計算になっております。機械翻訳は、一ページ一ドル、ネイティブ翻訳の場合は文字ベースの料金になっております。黒塗りに関しては、こちらも納期によって変わってきますが、言語によって、一ページあたりいくらという定めがございまして、それぞれページ数によって納期が変わってきますので、詳しいことは、直接ご相談いただけましたら、すぐにお見積もりは送付することは可能です。
最後に、ニンにもう一つ質問です。イントラリンクスは、知的財産に関する契約書など、いわゆる複雑な法律文書のネイティブ翻訳の品質をどのようにこう確保していますか?
The question is basically, how does Intralinks ensure the quality of human translation for complex legal documents such as contracts or the IP agreements?
Great question. Our human translation services are built for high-stakes use cases, including legal documents like contracts and intellectual property agreements.
First, all our human translations are certified, which means the translated documents can be used in legal settings - including court proceedings, if needed.
Second, we follow a robust quality assurance process. One translator performs the initial translation, and a second qualified reviewer checks it for accuracy. Both the translator and reviewer sign off on the final document to ensure accountability and quality.
Third, our translators are not just language experts - they also have deep knowledge and certification in their respective fields. For example, a translator handling healthcare-related legal documents would have domain expertise and, often, industry-specific qualifications.
This layered process ensures the accuracy, consistency, and reliability of our translations, especially for complex legal material.
ご質問は以上となりますので、クロージングに移ります。
本日はご多忙の中、最後までウェビナーにご参加いただき、誠にありがとうございました。
繰り返しになりますが、本日ご紹介したディールサービスは、従来のVDRに加え、黒塗りや翻訳といった煩雑な作業を、セキュアな環境下で効率的にサポートするイントラリンクスならではの新しいソリューションです。
デューデリジェンス業務における業務負荷やセキュリティリスクといった課題に対して、少しでもお役に立てれば幸いです。
今後もサービスの拡充と改善に努めてまいりますので、本日ご紹介した内容についてご不明点などございましたら、お気軽に弊社担当までご連絡ください。
それでは改めまして、本日は誠にありがとうございました。また別の機会にお目にかかれることを楽しみにしております。